生い立ち➈・・・
結婚をした私ですが、旦那さんは仕事が忙しくあまり構ってもらえません。
当時はまだ仕事をしていなかった私は、1日の殆どをひとりで過ごしていました。
性生活も、付き合っている頃から淡白だったそれは変わることなく、同じベッドで寝ていても抱かれることのない毎日。抱かれてもほんの数十分で終わってしまう行為。自分自身に演技をしたこともありました。
私は心も体も、なんとなく満たされない日々を過ごしていました。
そんなときに思い出すのはSMのこと。
それも満たされないと思いつつ、今度こそは、理想のお相手に出逢えるのではないかと思い、いけないことと分かりながら、また足を踏み入れたのです。
お相手は18歳年上の方。SMの経験も長く、いろいろと教えて頂けるのではないかと密かな期待を持ちつつ関係が始まりました。
縛りとスパンキングが好きだった彼は、毎回私をいろいろな方法で縛り、お尻を叩きました。
そこには完全な支配はなく、私の中には罪悪感だけが膨らんでいきました。
何かが違うと思い始めた頃、出逢ったのが次の主となる方でした。
悩んでいることをその時の主に伝えました。
返ってきた答えは
「そんな風に育てた覚えはない」
お別れを決意しました。
続く・・・
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